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介護事業を起業(開設)するにあたって [コンサルティング]

介護事業を取り巻く人達、マスクド・エックスもそのうちの一人ですが。。。
本当に多様な人達がいます。
今回は「開業支援」について考えたいと思います。
マスクド・エックスも「開業支援」に多々携わらせていただきますし、今後も注力していきたい取り組みです。

介護事業をやりたい!、やってみたい!という動機は未来のためにも大切にしないといけません。
ただ、簡単に出来そう、何か儲かりそう、なんていう動機も少なくありません。

そこそこの地主さんなんかは一度や二度は声をかけられているかと思います。
「儲かります!」
「今なら助成金が出ます!」
「補助金を活用しましょう!」

なんか出来るんじゃないかと思ってしまうのでしょう。
「無事開業するまで支援します!」
聞き心地の良い言葉が次から次へ耳に飛び込んできます。

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いわゆるサブリースの形で土地建物提供するのであればこれはもう不動産投資の範疇ですから別問題ですが、事業もというならパートナー選びは重要です。

正直、悪徳と言われても仕方ない同業者さんの存在も否定しません。いや、ほんとにそこまでする?ってくらい唖然としたケースもあります。
お金が集まるところに人が集まる弊害という事ですね。

不思議なことに「医療」では腰が重いものの「介護」なら何か出来そうなって心理が働くようです。
両者の違いは参入障壁だけで起業するという点では全く同じです。

こういう流れで理念無き介護事業者が量産されることはやがて大きな問題に発展しかねません。

開業支援に限らず、コンサルタントは利用して使うものであって、決して利用されてはいけません。

自己否定で矛盾しますが、介護保険事業の起業なら全て自分ひとりで出来ます。いえ、自力でやるべきです。
開業でコンサルタントを使う理由はたった一つです。

「時間を買う」

ただそれだけです。ただそれだけの関係の時にお互い最大限の力が発揮でき結果も残せるでしょう。

目的と手段を履き違えては危険です。助成金や補助金の存在も然りです。
これらを事業計画に盛り込むべきでは無いのです。いつでもポケットから出せるようにしておく、それだけなのです。
補助金や助成金が無いと計画が成り立たないのであれば、もうその時点で破綻しています。

あと、FC。フランチャイズですがこれはもう愚の骨頂ですハコ物の施設系サービスなんてシビアな限界売上があるわけですから。

う~ん、何か自分で自分の首を絞めているような気分ですが、とんでもない事業者さんも多く見てきました。しかし、こういうことから要介護者たるお客様が不利益を被り、介護従事者の地位がいつまで経っても上がらない、なんてことはあってはならない。

本当にそう思っています。

機会があれば、開業支援に携わって苦労したことや思わぬ事件など吐露したいと思います。
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